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筋緊張の異常により出現する問題
足とからだサポートの研修会。「骨格筋の基礎知識とその臨床応用」も6回目が終わりました。 面白いです。森憲一先生、毎回有り難うございます。 今回の講義、初めのところに何となく臨床では「こうだろうなぁ」と思っていたことをしっかり図解して解りやすく解説して下さいました。...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月3日読了時間: 2分


パーキンソン病
ふと、パーキンソン病の病態について調べていたというか、なにげにネットを見ていたのです。 するとパーキンソン病の病態について、ドーパミン(DA)が減少して、相対的にアセチルコリン(Ach)が増えたことになって振戦などが出現するとの記載がありました。...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月1日読了時間: 3分


痙性のメカニズム
痙性についてはよくわかってはいないのですが、ざっと調べてみても伝達物質から説明した物はあまりなさそうです。 ですので、臨床推論というか、思考遊びというか・・・ いや、伝達物質から見ると色々説明できそうに思うのですよ。 まず、脳幹の働きから。...
Nagashima Kazuhiro
2022年6月16日読了時間: 7分


非意識下で意欲を生み出す情報処理システム
意識というのは不思議ですよね。大脳は大きく二つに分かれています。ですが、意識というのは1つです。例えば、前頭葉や高次運動野が基底核ループで意識的な運動をつくると言うことが行われているのであれば、意識は2つ存在していることになります。 それにもかかわらず、意識は1つなのです。...
Nagashima Kazuhiro
2022年6月9日読了時間: 4分


学習とシナプス
神経細胞のことをニューロン、神経細胞の樹状突起から次の神経細胞につながる部分のことをシナプスといいます。 シナプスがなぜ離れているのか考えたことがおありの人は多いのでは無いかと思います。 確実に情報を伝達するのであれば、くっついていた方が良いですよね。電子機器のように。...
Nagashima Kazuhiro
2022年5月19日読了時間: 2分


身体認知と行動選択
体の条件が異なったら取りうる行動の選択も変化しますよね。 図は、小川とカヲル君(「セラピースペースながしま」専属モデル(^^;)です。 Aは、体が小さくてどう考えても川を渡るのは無理だと思っているところ。 Bは、体の大きさと体の運動能力としては飛び越えられそうだと思っている...
Nagashima Kazuhiro
2022年5月5日読了時間: 4分


頭頂間溝野について
以前少し他のセラピストとディスカッションをする機会があって、その際に頭頂間溝野のことが頭をよぎったのです。 ずっと前調べようと思って、そのままになっていたところ。 頭頂間溝野の主な領域とその働き、接続を調べておこうと思っていたのですがそう思ったのは確か数年前です。わすれてた...
Nagashima Kazuhiro
2022年4月29日読了時間: 2分


基底核ループと姿勢制御
基底核ループは、基底核に投射した部位に情報を送り返しているだけではなくて、異なる領域にも情報を返しています。 高次運動野から基底核に投射された情報は運動野に投射されて運動出力のトリガーとなっている事は高草木先生がよく話をされている部分です。...
Nagashima Kazuhiro
2022年4月14日読了時間: 2分


保険外リハビリと病院のリハビリテーションの違い
この資料は本当は出す気が無かった物です。 研修会に参加させていただき、発言の機会を頂いたのでそれまでに自分の考えをまとめておこうと思ってつくっていたものです。 LINEグループで面白かったという話をして前の研修会の感想の記事を紹介したのですが、それを見ていただけた方から質問...
Nagashima Kazuhiro
2022年3月27日読了時間: 1分


パーキンソン病の共収縮について
1月31日に鳥取大学医学部の花島先生が座長、高草木先生が演者でのパーキンソン病研修会に参加させていただきました。 興味深かったのが共収縮のメカニズムで、アセチルコリン系とドーパミン系の働きと皮膚反射から説明されておられました。...
Nagashima Kazuhiro
2022年2月14日読了時間: 1分


脳卒中後の疲労_Poststroke Fatigue
近年、Poststroke Fatigue(PSF:脳卒中後の疲労)という言葉が出てきているようです。 PSFは身体構造物の疲労、例えば筋疲労などのみを指すものではありません。 私は急性期/回復期/慢性期と分断される前のリハビリ医療体系、つまり脳卒中を発症してから数年に渡る...
Nagashima Kazuhiro
2022年1月28日読了時間: 4分


鏡象は左右を逆さに映している?
鏡って左右を反転して映すと信じておられる人も多いかも知れませんね。鏡像文字という言葉もありますし。 あれは多分嘘です。鏡はそのままを映しています。 言葉だけだと伝えづらいのでセラピースペースながしま専属モデル「カヲル君」に頑張ってもらうことにします。...
Nagashima Kazuhiro
2022年1月20日読了時間: 4分


急性期の症状変動
急性期の病院に勤めさせていただいているとき、脳梗塞発症後24時間以内に介入をはじめさせていただくことも多かったのですが、その際にいつも感じていたことがあります。 例えば、挨拶してお話を伺いながら少しずつ姿勢/運動機能をチェックしていきます。その際に刺激に応答して弛緩性の麻痺...
Nagashima Kazuhiro
2022年1月14日読了時間: 3分


掌側板その2
お正月早々、お酒飲みながらアマゾン見ててやってしまった19800円「手〜その機能と解剖」 その本に掌側板の図が載っていました。解りやすいですね。 掌側靱帯がさらに前面になると掌側板となります。 遠位部が厚い線維性軟骨で、屈曲の要素に乏しいとされています。図を見るとMP屈曲時...
Nagashima Kazuhiro
2022年1月7日読了時間: 1分


掌側板
掌側から見た手の靱帯は、こんな感じです。 で、青く色をつけたところが手掌腱膜です。手掌腱膜は皮膚との接続が強くて、長掌筋が収縮すると皮膚を中枢側に引いてかどに皮膚が遠位に滑るのを防ぎます。たぶん屈曲側に皮膚を引くことになるので、屈曲の力源にもなっているのでは無いかと思います...
Nagashima Kazuhiro
2022年1月5日読了時間: 3分


半側無視へのアプローチ(私見です)
(図は脳科学辞典というサイトから引用させていただいています) とある会議室で半側無視へのアプローチはどのようにしているのかということが話題になりました。そのときに少し書いた文章ですが、せっかく長文を書いたので、こちらにも置いておくことにしました。...
Nagashima Kazuhiro
2021年12月23日読了時間: 9分


思考遊び〜随意運動とはなにかと言うことを考えてみた
随意運動については、以前書かせていただいています。 私は「随意運動」という言葉に対して、違和感を抱いていたのです。 随意運動とは、意思に随(したが)った運動と言うことです。 運動は意志に随った物でしょうか? 「今、動こう」とする自発的なプロセスは無意識に始動することを、私た...
Nagashima Kazuhiro
2021年12月16日読了時間: 9分


いんすぴゼミ_12月13日
今回は意識はどのように生まれるかという章です。 本文より 「意識の問題は、神経科学者達の究極の研究目標、いわば伝説の聖杯のようなものだ。」 フフ。期待感が高まりますね。(*^_^*) 意識は出しゃばりで目立ちたがり。何でも自分の手柄にしたがるという話が少し出ていました。...
Nagashima Kazuhiro
2021年12月14日読了時間: 5分


Fasciaと循環
先日、形成外科で手の術後の方が来られました。その際にFasiciaと循環のことを説明しながらアプローチをさせていただいたのです。で、この動画をお見せしようと思って探してもなかなか見つからず。 その方はこのマニアックなブログも見ておられるとのことでしたので、動画をおいておこう...
Nagashima Kazuhiro
2021年12月13日読了時間: 2分


自律神経/ボディスキーマ/身体構造/姿勢制御/随意運動/生活動作
つい最近参加させていただいた勉強会で、姿勢制御(コアスタビリティ)と排泄の制御について話題になりました。コアのローカルシステムに関わる筋で骨盤底筋群の働きやローカルシステム、グローバルシステムによる腹圧の制御は排泄のコントロールに重要です。...
Nagashima Kazuhiro
2021年12月11日読了時間: 3分
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