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理念
philosophy
「姿勢は、生き方である。」
人が世界をどのように感じ、どう生きるかは、
その姿勢にあらわれます。
セラピースペースながしまは、
一人ひとりがもう一度、自分らしく立ち、
世界をまっすぐに見つめられるよう、
そっと支えます。
それは、動きを取り戻すことだけでなく、
生きる力を取り戻すことだから。

Never bend your head.
Always hold it high.
Look the world straight in the eye.
以前、紀伊克昌先生の色紙をいただく機会がありました。その色紙に書いてあった言葉です。
直訳すると、
「決してうつむかないでください。常に頭を上げて、真っ直ぐ世界を見てください。」
ということになります。
Never bend your head」というのは、単に気持ちを強く持てという比喩だけではなく、重力に抗いながら自己を保持する身体的行為そのものでもあります。
紀伊先生が臨床家として、姿勢制御=世界への開き方(世界との関係の保ち方)として捉えていたことを考えると、この一文はボバースコンセプトの核心に近い意味を帯びていると思います。
頭をまっすぐに保つということは、
-
前庭系・全身の固有受容器・頸部固有受容器・視覚系の統合を維持すること、
-
すなわち「世界をまっすぐに見つめる」神経系の準備状態を保つこと。
だからこそ、「Look the world straight in the eye」は単なる比喩ではなく、空間認知・姿勢制御・自己同一性の統合を意味しているように思えます。
つまりこれは、
姿勢の在り方=生き方
という、リハビリテーションの哲学でもあるように思います。
“姿勢は生き方である。”
人が世界をどう感じ、どう生きるかは、姿勢に現れます。
リハビリテーションとは、失われた動きを取り戻すだけではなく、
再び「世界をまっすぐに見つめる」ことを支える営みです。
セラピースペースながしまでは、
-
受動意識仮説に基づくリハ哲学
-
「身体を通して脳が学ぶ」という視点
-
ご利用者さんとセラピストの共同作業としての改善
を中心に自費リハビリサービスを提供させていただくと言うことを目標にしています。
( ◠‿◠ )





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