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身体正中軸の作り方
以前、内緒と言っていたやり方なのです。 ちょっと、その技術を考案した方に連絡を試みていたのですが、どうやら、私の感じているものとは違うのでは無いかというコメントをいただいたので、私の考えたものは、私がその方法からインスピレーションを受けて考えたオリジナルなものだと言うことに...
Nagashima Kazuhiro
2023年6月19日読了時間: 2分


二足直立歩行
ロコモーションは、生物の生存に直結する基本的な能力です。 移動ができなくなると言うことは、多くの自然界の生物にとって死と直結します。従って、ロコモーションを失うことは本来、不快な状況なのでは無いかと思うのです。このことは、移動を失ったという不安とともに、歩行を(再)獲得する...
Nagashima Kazuhiro
2023年6月2日読了時間: 5分


脳の感覚代行
今、いんすぴゼミでディビッド・イーグルマンの「脳の地図を書き換える」を読んでいるのです。 いんすぴゼミは、お茶の水女子大で脳の研究をされておられる毛内拡先生の企画です。 最近ちょっと興味深かった話題を。 感覚を喪失している場合、どのように感覚を再学習するのか?...
Nagashima Kazuhiro
2023年5月30日読了時間: 5分


ファシア
なぜ触れなければならないのか? リハビリテーション医療というのは、知識や技術の流行の振れ幅が極端なのです。 ヒーリングバックペインという本が流行した際、「痛みは気のせいだ」とおっしゃっておられるセラピストがおられたり。(ホントデスヨ)...
Nagashima Kazuhiro
2023年5月22日読了時間: 10分


随意運動と脳卒中
さてさて、やっと本題と言うところでしょうか。 脳梗塞・脳出血などの脳卒中では、片麻痺という病態になるわけです。 厳密に言うと片方だけの麻痺ではありません。 脳は全体で四肢を制御しています。 脳梁を介して左右の情報の整合性をとりつつ左右の手足の強調のとれた動きを制御しているの...
Nagashima Kazuhiro
2023年4月27日読了時間: 6分


では随意運動とは何か
前回、意識とは様々な情報処理の結果、選択された行動や動きの情報などの後から生成される物ではないかというお話を書きました。 これは、「受動意識仮説」と言われている物のようですね。 当然仮説ですし、批判もあるのです。 私は、脳の構造や情報処理のことを自分なりに調べたり学んだりし...
Nagashima Kazuhiro
2023年4月26日読了時間: 5分


私の中のボバースコンセプト
いつもお断りしているのではありますが、私はボバースコンセプトのインストラクターでもないですし、科学者でもないので、これから書くことは個人的な意見です。 と、前置きをしておいて。(^^; 今日、某有名企業さんのインタビューを受けたのです。その際に、ボバースコンセプトとは何かと...
Nagashima Kazuhiro
2023年4月21日読了時間: 10分


感覚情報とハンドリング
ご存じの通り、感覚というのは感覚受容器、皮膚周辺であればパチニ小体、マイスネル小体、メルケル細胞、ルフィニ終末、毛包受容器などの感覚受容器があるわけです。 以下の図を見てください。各受容器の形が書いてあります。 ちょっと見にくいですが、白い網目構造が見えますでしょうか。編み...
Nagashima Kazuhiro
2023年4月3日読了時間: 4分


いんすぴゼミ2023
今年も新しい年度が始まりました。 いんすぴゼミも、今年の4/10より開始されるとのことです。 古くから私の書き込みを読まれておられるかたはもうご存じだと思います。 いんすぴゼミというのは、お茶の水女子大の脳科学者、毛内拡先生が企画されておられるゼミです。...
Nagashima Kazuhiro
2023年4月1日読了時間: 3分


筋力とフリクションロス
筋力の話題がでるといつもフリクションロスの事を考えてしまいます。 フリクション(摩擦)によるロス(損失)。 車やバイクのエンジンや駆動系を弄ったり考えたりしたことのある人なら、きっとピンと来られることと思います。というか、筋出力とフリクションロスの事をすでに考えておられる方...
Nagashima Kazuhiro
2023年3月19日読了時間: 4分


脳損傷による痙性
痙性のメカニズムは、はっきり解っていません。 私が学んできたことと、臨床から推測できることを、大雑把に書いてみました。 まだはっきり解っていないので、それって違う意見をお持ちのかたも多くおられるかも知れません。 もし、なにか気になったら教えていただけると嬉しいです。
Nagashima Kazuhiro
2023年1月26日読了時間: 1分


立ち上がり
椅子から立ち上がる際「頭部を膝の前まで出すと、重心が足にかかって立ち上がりにつながる。」という指導方法があります。患者さんに立ち方をお伝えする際や、他職種に立ち上がり字の操作をお伝えするときに時折耳にする指導ですね。最近はどうなのか解りませんけれど。...
Nagashima Kazuhiro
2022年11月10日読了時間: 3分


感覚障害
感覚は、現在の科学では表在感覚と深部感覚に分けられています。 深部感覚のことや、深部感覚と表在感覚を混在させて固有受容覚と言ったりもします。 固有受容覚ってちょっとわかりにくいですね。 話が変わりますが、私は以前、右母指のMP関節、尺側側副靱帯断裂をしたことがあるのです。で...
Nagashima Kazuhiro
2022年10月5日読了時間: 4分


前脳基底部とコリン投射系
中枢神経系でのアセチルコリンの主な役割は抑制ですね。 これは、刺激を一旦受けて脳神経細胞が興奮した際に、興奮を収めることで、新しい情報による興奮が起きる様にしていると捉えられている様です。 前脳基底部のマイネルト基底核はアセチルコリンを含む細胞群があります。現在では、GAB...
Nagashima Kazuhiro
2022年8月16日読了時間: 5分


神経修飾物質
脳生理学や解剖学を学ぶ時に割と意識するのがニューロンの接続です。どこの神経細胞がどことどのようにつながっているのかと言ったことは、機能的な側面の理解や、その際に行われている情報処理のあり方などを考えていくのにとてもわかりやすいのです。多分、この神経のつながりと機能を考えてい...
Nagashima Kazuhiro
2022年8月12日読了時間: 5分


意志と行動
随意運動という言葉では、意志が脳を制御しているということになるのですが、意志は脳の情報処理の結果認識されるものなのです。 現在わかっている知識ではNCCは同定されていません。NCCが情報の選択に関与しているということは、少なくとも現在の情報でははっきりそうだと言えないのです...
Nagashima Kazuhiro
2022年8月6日読了時間: 4分


痙性と運動について考えてみました
痙性、はっきりとはわかっていないのですね。よくは解っていないのですが現在は4野(一次運動野)の損傷では弛緩性麻痺となり、6野(高次運動野)の損傷では痙性が生じると言われているようです。 臨床的には基底核損傷や視床損傷でも痙性が起きているように思いますが、これは6野がらみの基...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月31日読了時間: 8分


身体機能と内臓機能
病は気から?気は病から? どっちなんでしょうね。 どっちでも無いのでしょうね。 頭頂側頭皮質の間隔情報や身体図式、身体所有感覚。感覚運動皮質からの運動プログラム情報など。辺縁系の情報。それらは島皮質を介して自律神経系と相互に情報をやり取りしているわけです。...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月25日読了時間: 1分


軟部組織損傷の対応と認知バイアス
スポーツ外傷の処置として比較的有名なものに、RICE処置と言われるものがあります。 RICE処置とは、 Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上) のことです。 スポーツ外傷などのことを調べると、Google検索ではまだRI...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月11日読了時間: 5分


筋紡錘と腱紡錘
以前にも書いたのですが、ちょっとまとめてみたくなったので少し書いてみます。 筋紡錘は筋についている図が有名ですよね。 こんな感じ。この図は標準理学療法学・作業療法学シリーズの生理学という本からです。本が古いので、今はもっと違った図が入っているかも知れません。だけどこんなイメ...
Nagashima Kazuhiro
2022年7月9日読了時間: 4分
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