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くも膜下出血後脳血管攣縮期の治療の記憶
2010年ごろの記憶としてのお話です。 当時、くも膜下出血後の脳血管攣縮に対するリハビリテーションの関わり方について、科学的に確立された因果関係や明確なエビデンスは、少なくとも私の知る限り存在しませんでした。これは複数の脳外科医の方に尋ねた上での感触でもあります。...
Nagashima Kazuhiro
2025年6月21日読了時間: 3分


中枢性疲労と皮質拡延性抑制
臨床的な印象ですが、中枢性疲労(脳疲労)が長期にわたって見られることが比較的多いのではないかと思うのです。 例えば、受傷後もう10年を経過している頭部外傷の人で手の分離運動を促通していると、割とあくびが増えたりやら注意が散漫になったりとか、横になりたいという訴えをされたりと...
Nagashima Kazuhiro
2025年6月19日読了時間: 10分


受動意識仮説と自由意志という幻想
受動意識仮説について、文化は科学の受容を妨げるのかといった側面を考えていきたいと思います。 これだけ書くと、なんのこっちゃですね… (^^; まず、「意識」という言葉を簡単に説明しておきます。 医療において、「意識」という場合には大きく二つの意味が存在しています。...
Nagashima Kazuhiro
2025年6月10日読了時間: 12分


頑張らないと良くならないという幻想
脳卒中のリハビリテーションにおいて、医師やセラピストが「頑張ってリハビリしないと良くならないよ!」とか、「頑張ってリハビリして家に帰ろう!」〜意味的には頑張らないと良くならないと同義〜と患者さんに言っているのをよく聞いたりしてました。...
Nagashima Kazuhiro
2025年6月8日読了時間: 8分


脳と免疫の謎−毛内拡
お茶の水女子大で脳科学を研究されておられる毛内拡先生から、新刊を頂きました。 毛内先生、有難うございます。(*^_^*) 私が本格的に神経科学の世界に興味を持ち始めたのは、多分1994年にボバースコンセプト成人片麻痺の3週間コースに参加させて頂いたことが切っ掛けであったよう...
Nagashima Kazuhiro
2025年6月3日読了時間: 5分


大脳基底核と論理性——言葉の外にある思考のしくみ
私は以前から、論理性とは本当に言語によって担われているのだろうか、と考えることがあります。論理学の世界では、論理性といえば言語による表現が前提とされます。たしかに、論理的に物事を述べようとすれば、言葉の助けが必要です。しかし、実際の現場——特に医療やリハビリテーションの現場...
Nagashima Kazuhiro
2025年5月24日読了時間: 3分


脳卒中に関するリハビリテーション医学の大きな間違い
ちょっと刺激的な題名ですね。 (^_^;) 注目を集めるかと思って・・・ ただ、これから以降書くことは、たぶん科学的には正しいと思います。 さて。 結論から先に言えば、リハビリテーション医学における脳卒中の「回復」の定義が明確ではないという事なのです。 ...
Nagashima Kazuhiro
2025年5月20日読了時間: 6分


受動意識仮説について
ChatGPTとのディスカッションネタです。(^_^;) 前回と同時にディスカッションを試みていたもので、こちらの方はやや長くやり取りをしたので遅くなりました。 2つのディスカッションを通してChatGPTの特徴が何となく解ってきました。...
Nagashima Kazuhiro
2025年5月8日読了時間: 32分


コラップス
コラップス (collapse) とは、崩れ落ちることを意味しています。 リハビリテーションの中で用いられるときには、例えば体重をかけた際に支えきれずに崩れたりするような場合に用いられる言葉です。 先日、右大腿骨頸部骨折後に歩行が困難になった方をリハビリする機会がありました...
Nagashima Kazuhiro
2025年4月16日読了時間: 2分


空間認知と姿勢運動制御
2020年に、「ベッドに斜めに寝ている人の空間認知」という記事を書いたのですが、この記事、いつの間にか閲覧数が2000を越えていました。 いや、よく読まれているようですね。 (*^_^*) ブログ記事にリンクを張ってあります...
Nagashima Kazuhiro
2025年3月15日読了時間: 5分


脳の基本的な構造と働きのお話し
脳損傷リハビリテーションを考える上で脳の働きを捉えるために大切なポイントは2つあると思います。 ひとつは、人がどの様なプロセスで行動や運動を選択するのかという事。 もうひとつは、選択された運動出力がどのような情報処理をされているのかという事です。...
Nagashima Kazuhiro
2025年3月7日読了時間: 11分


一次運動野は同側の手の運動開始に関与するのか
「大脳皮質一次運動野が同じ側の手の運動開始に関与することを発見」というプレスリリースを読んだのです。 下の画像にリンクを張っておきますね。 ちょっと「あれ?」っと思ったのです。 まぁ、プレスリリースですし、研究の全てが書いてあるわけではないのでなんとも言いがたいところは在る...
Nagashima Kazuhiro
2025年2月23日読了時間: 6分


山陰透析懇話会
山陰透析懇話会で、5分の発表をさせていただきました。 他の方の発表もお聞きしたのですが、やはり専門的なお話しが多くて、すっと理解できるというお話しでは無かったです。不勉強ですね。私。 用語が、微妙に重なっているのが結構気になってしまったりして。...
Nagashima Kazuhiro
2025年2月19日読了時間: 3分


Can fish really feel pain?
昔、魚は痛みを感じないと言う説がありました。 いや、現在でもあると言っても良いのかも知れませんね。 魚は痛みを感じないと言う通説に科学的根拠があるとされはじめたのは、たぶん、2012年の「Fish and Fishers」という雑誌に載った Can fish really...
Nagashima Kazuhiro
2025年2月6日読了時間: 4分


行動制御と運動制御の階層性
随分前に米子で久保田競先生の講義をお聴きした際にお願いしていただいた資料からです。 この図は結構好きなのです。 (*^_^*) 基本的な情報の流れについては、過去の経験からくるエピソードや意味刺激〜大脳嗅皮質や海馬などを含むシステムの情報刺激〜がそれぞれ前頭前野背外側前部と...
Nagashima Kazuhiro
2025年1月30日読了時間: 2分


医者は現場でどう考えるか
この、「医者は現場でどう考えるか」と云う本は、今は松江赤十字病院で院長をされておられる大居先生に、PTやOTにこそ読んで欲しいと勧められ、読んだ本です。 医療の中の様々な診断や治療方針を決めるという事の難しさ、EBMの危うさ。その中で、患者さんと向き合うには何がどの様に必用...
Nagashima Kazuhiro
2025年1月16日読了時間: 2分


姿勢疲労症候群
「姿勢疲労性症候群」という名前を見たのはずいぶん前です。 調べてみたら「Cailliet R:肩の痛み(第3版). 荻島秀男(訳)、医歯薬出版、pp275-285、2004.」に記載されています。 腰痛の原因は現在に置いても、まだ不明なものが多いとされているようですね。...
Nagashima Kazuhiro
2025年1月9日読了時間: 6分


大脳基底核の不可思議な働き
1995年に発刊された「神経科学の進歩」39巻2号は、大脳基底核特集で様々な基底核に関する解剖や働きが解説されています。 彦坂興秀という神経科学者の先生がその特集の「あとがき」を書かれています。 これが、とっても興味深いのですね。...
Nagashima Kazuhiro
2024年12月20日読了時間: 7分


脳卒中片麻痺のフットケア
足部〜足底は、二足直立時、歩行時の外的環境からの情報として、接触面を持つことになります。 この接触面の情報というのは結構大切だと思うのですね。 ここが内反尖足になりやすい方は多いですよね。 結局内反尖足という運動出力を作り出しているのは、脳だという見方も出来ます。...
Nagashima Kazuhiro
2024年12月6日読了時間: 5分


透析患者の足病変と腎臓リハビリテーション_運動療法編
前回に引き続き、日本腎臓リハビリテーション学会誌に載っている論文の紹介です。 今回は、特集 透析患者の足病変と腎臓リハビリテーションの”運動療法の実際"を読んでみて、考える事を書いていきたいと思います。 まず、この論文では切断のリスクがある足病を包括的に捉える概念として提唱...
Nagashima Kazuhiro
2024年12月1日読了時間: 6分
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