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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

新型コロナに思う


しばらく新型コロナ関連の話題は出していなかったのではありますが。

今週火曜日(18日)に家族が新型コロナの陽性になったのですね。病院勤めでしたので、病院から検査キットを渡されていたのです。朝、発熱があったようで、検査したら陽性だったと。

で、バタバタご利用者さんに連絡したり、事業所となっている実家に住んでいる認知症の母のことでお世話になっている小規模多機能型居宅介護事業所(名前は一応伏せておきますね)に連絡をしたり。

本当にバタバタでした。


ワクチンの接種率は結構あるにもかかわらず、感染者は増えたりしますね。一向に収まる気配がありません。

弱毒化するという話ではありますが、実際には変異株が出るたびに、新しい株の毒性は不明とされていたりします。

現在に至っては、ファイザー社がCMをだして、ワクチン接種を呼びかけていたりしますね。どうかと思うんですけどね。


さて、新型ウイルスとワクチンのことについてちょっとだけ考える事を書きます。

ウイルスというのはおおむね時間的経過とともに弱毒化すると言われています。

この背景にあるのは、毒性の強いウイルスは当然症状も強く、最悪、人を死に至らしめるわけです。発症から熱発やら呼吸器症状などによって感染した人の行動を制限するほどの毒性を持っていたら、他の人に移るチャンスが少ないわけです。ですので、同じウイルスでも毒性の弱い個性を持つウイルスの方が広く感染を起こし、結果的に毒性の強い個性を持つウイルスは減少するといった、一つの進化の形を持ち変化しながら環境の中で生き延びていくウイルスに変化していくのだと私は捉えています。

その進化(変化)の結果が弱毒化なんだろうと思うわけですね。

一方ワクチンの効果として現在言われているのは、感染を抑えるという考え方では無くて、感染後の症状を緩和させるという考え方にシフトしてきているように見えます。

そうすると、毒性の強い遺伝情報を持つウイルスも、症状を緩和されるわけですから感染の広さは毒性の弱いウイルスと比較して弱くならないことが予測されますよね。

いつまでたっても、ある程度毒性の強いウイルスが感染力を保ったまま残存してしまうという結果になることも考えられるのでは無いでしょうか?

もしかすると、ワクチンのせいで毒性の強いウイルスが今でも出回っているといった可能性があり得るのかも知れないですね。

一方、人の方は、結局の所、強い毒性を持つウイルスに対して上手く免疫機構を働かせることの出来る特徴の遺伝情報を持つ個体が次の世代にその遺伝情報を伝えていく可能性が高くなるので長期的には強い毒性のものが残存したとしても耐性のある遺伝情報を持つ人間が増えて来ることになります。するとウイルス自体の特長が変わらなくても人の免疫機構の変化と比較してみれば弱毒化と言える状態になるであろうとは思うのです。


こういった考え方をするとワクチンを打たずにいた方が結果的には感染を抑えやすいという結論になりますので、感染を抑えるに至るまでに払う人類の払う代償は大きなものになるのかも知れません。ただ、超長期的な視野に立った際には、こういった短期的な犠牲と長期的な犠牲のどちらが大きいかは判断がつかないことになります。


ワクチンを打たない方が良いといっているわけではありませんよ。

私は、ワクチンを打つ打たないは個人の判断であると思っておりますので、どちらも推奨する気はありません。


社会の中でどのようにこのウイルスと付き合うべきかという事は、ワクチンに効果があるとか無いとか、ウイルスに毒性が強いとか弱毒化しているとかは、関連しているので考えなくてはいけないことではありますが、その関連性からのみでウイルスとの付き合い方を考えるべきではありません。

そもそも、ウイルスと社会という関係性は非線形相互作用を持つものだと考えられますので、一定の結論を出せるものでも無いのだろうとおもいます。


どうすれば良いかは、感染が広まっている中で、その都度検討すべきなのかも知れないですね。


さて、昨日、母のことでお世話になっている小規模多機能型居宅介護事業所に連絡をしたのです。

母は、中等度の認知症で服薬管理が出来ません。私は、いつも実家にいるわけではないので、日常的な支援はその小規模多機能型居宅介護事業所にお願いしているのです。

で、半年ぐらい前でしょうか。ふと気になって、ちょっとその事業所に伺ったことがあるのです。

私が新型コロナウイルス感染を起こすか、または濃厚接触者となった場合、母は、濃厚接触者か濃厚接触者との接触者になるわけです。その場合、私も母のところに行くことが出来なくなります。そういった状況でその事業所の支援を受けることが出来るかどうかというお話を尋ねたのです。来ていただけないとなると、母は服薬管理が出来ませんので、どうするかと言うことも考えておくべきだろうと思っておききしたのですね。

その時は検討しておきますといったお答えをいただいていたと思うのです。


で、実際私が濃厚接触者になったわけですね。

まぁ、その事業所に連絡しますよね。結論的には私が感染者になっていた場合は母のところには行けないけど、私が検査を受けて陰性であって、なおかつ発症した家族と同居していることからその前日に母と私が接触していないという条件があれば訪問していただけるとのことのようです。

今回は訪問に来ていただけているのですが、もしダメと言うことであれば、母に10日程度は一人で生活してもらうしか無いと言うことですね。支援が必要だから来ていただいているのですが、仕方が無いと言うことでしょうね。

国の方針なのかメディアバイアスによって誘導されているのかはわかりませんが、現状では医療/福祉にま未だにゼロコロナが要求されていて、一般社会のなかでは緩和の流れが徐々に起きてきているようです。ここのギャップのなかで色々問題が起きているのかもわかりませんね。


母については、クスリをすべておいておくと過剰に服用する可能性も在るわけです。RISCから考えれば飲まない方が安全なので、そういう事態になればクスリはおかずに過ごしてもらうという方法が今は一番妥当なのかも知れません。


現在、政府は春先にでも新型コロナ感染症を2類から5類に変更することを検討しているとの報道があります。

おかしいですね。

今までの経過から、インフルエンザのように季節性に感染拡大するものでは無いようですので、春になって収まるという理屈にはならないはずです。

この3年間の経過のなかで、ゲームチェンジャーとしてのきっかけになりそうだったのはワクチンと治療薬だったのですが、それらは結局ゲームチェンジャーにはならなかったわけです。

ということは、新型コロナの危険性は相変わらず残存しているという判断だと推測出来ますが、それであれば5類に変更するのはおかしいという話になりやしませんでしょうか?

そして、逆に、5類にするというのがよりベターな判断だとすれば、既に5類に分類していても良かったはずなのです。

なぜ、今まで引っ張ったのかという疑問は残りますね。


新型コロナビジネスのことで色々ささやかれていることが目に入ったり耳に入ったりもしますが真実はいつまでたってもわからないでしょうね。

私はふわふわと流れに身を任せて、その流のなかでよりベターな判断をしていくことぐらいで精一杯。


というわけで、今週「セラピースペースながしま」は急遽お休みになっています。

ながれがすべて良い方向に行けば来週からはまたお仕事が出来ると思いますので、よろしくお願い致します。

(*^_^*)



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