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高次脳機能障害の資料
高次脳機能障害、行為の障害を中心に書いた資料です。 高次運動野と頭頂連合野のつながりからどのように捉えるのかということをまとめてあります。 失行は運動機能に問題が無いと言われるのではありますが、必ず姿勢と運動機能の障害を抱えているはずです。特に自動的な行為や運動の選択性や協...
Nagashima Kazuhiro
2021年3月11日読了時間: 2分
半側空間無視の資料
視空間失認では圧倒的な知名度があります。 前回の上縦束の資料はこの資料を作る際に別にまとめたものです。 脳生理的な側面からどのように解釈していくといいのかと言ったことと、アプローチをどのように考えるのかという構成になっています。...
Nagashima Kazuhiro
2021年3月10日読了時間: 1分


上縦束(SLF)の資料
2020年は様々な資料を制作しました。 ちょっとした勉強会を企画していこうと思っていたのですけれど、選ぶ内容が興味を引かなかったのか、知識の不足か、話し方が悪いのか、無名な性なのか。もしくはその他の要因であまり需要がありませんでした。...
Nagashima Kazuhiro
2021年3月8日読了時間: 1分


グリンファティックシステム
前の投稿のまえに、グリンファティックシステムの説明を入れておいた方が良かったかもしれないですね。 グリンファティックシステム/グリンパティックシステムはglymphatic systemと書きます。 グリアとリンパを組み合わせた言葉です。 まずリンパについて。...
Nagashima Kazuhiro
2021年2月25日読了時間: 4分


膜電位とグリンファティックシステムから考えるリハビリテーション
(図:カンデルより) 神経細胞は細胞内にカリウムイオン(K+)を多く含んでいてナトリウムイオン(Na+)は少なく、細胞外の間質液にはナトリウムイオン(Na+) が多くてK+は少ない状態です。細胞内にはカルシウムイオン(Cl-)などのマイナスイオンも存在しています。K+とNa...
Nagashima Kazuhiro
2021年2月21日読了時間: 5分


Fascia
Fasciaとは日本語では「筋膜」と訳されています。 そのため、筋肉を包む膜-(筋外膜、筋周膜、筋内膜)と勘違いされることが多いようです。 私も、そう思っていた一人ではあるのですけれど。 Fasciaというのは、結合組織のことです。膠原原繊維(以下原繊維)はフラクタル構造と...
Nagashima Kazuhiro
2021年2月11日読了時間: 3分


随意運動とは?
随意運動とは何なのか。 リハビリにおいて目標指向的アプローチの重要性がいわれています。 学習において目標が必用な場合がある事はあるとは思うのですが私たちの生活はすべて目標設定されているものなのでしょうか。 目標を設定して活動する場面もあるけど、目的も無い状態で活動する場合も...
Nagashima Kazuhiro
2021年1月15日読了時間: 6分


感覚/知覚/認知とは何か
研修会の時に感覚/知覚/認知の意味を質問されました。 悩ましい言葉の問題ですよね。 何を感覚に分類し、知覚とは何か?認知とは? 古代ギリシャ時代に哲学者のアリストテレスが感覚を初めて分類し、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つがあるとしたそうです。これが現在知られる五感と言わ...
Nagashima Kazuhiro
2020年10月14日読了時間: 4分
悪魔の証明〜エビデンスとは何か?
「悪魔の証明」という言葉をご存じでしょうか。 〜「この世に悪魔など存在しないというのであれば、それを証明してみよ。」という命題に敷衍して説明されます。証明が不可能であるという意味で使われる言葉です。 例えば、先日松江でセアカゴケグモが確認されました。...
Nagashima Kazuhiro
2020年8月23日読了時間: 4分


逐次プロセスの呪縛
呪縛とは、心理的に人の自由を奪うこと。ここでは、思考の自由度を限定されるという意味で使ってます。 以前の神経生理学とか、人の運動/動作/行為/行動の分析は逐次的な情報処理をモデルに行われていたように思います。 例えば、視覚刺激が入力されて視覚野で解析されながら物体がどのよう...
Nagashima Kazuhiro
2020年8月5日読了時間: 3分


半球間抑制のメカニズム
半球間抑制自体は50年ぐらい前に発見されていたそうです。 近年リハビリにおいてその重要性が注目されてきていたり、メカニズムが少しずつわかってきている状態です。 前回の半球間抑制の記事を読んでいない方は読んでおいていただきたいと思うのですけれど。...
Nagashima Kazuhiro
2020年7月31日読了時間: 4分


脳の基本的な構造と働き
脳は、左右の大脳半球から作られています。左右で少し違うけれど、大雑把なところでは左右が同じ構造をしています。 視覚連合野や聴覚連合野は視床を介して多くの感覚情報を受け取り処理しています。 頭頂連合野は主に体性感覚と視覚の処理に関わり、身体/空間知覚、感覚、運動変換に重要な働...
Nagashima Kazuhiro
2020年7月27日読了時間: 4分


半球間抑制
2006年ぐらいからニューロリハビリテーションの中でも、半球間抑制というのが言われてきています。 健常な状態であれば左右の大脳半球は左右がそれぞれ反対側を抑制して活動を調整しているというやつです。 運動で言えば、脳(外側皮質脊髄路)は左脳運動野が右上下肢を、右脳運動野が左上...
Nagashima Kazuhiro
2020年7月25日読了時間: 5分


ベッドに斜めに寝ている人の空間認知
ベッドに斜めに寝ている患者さん、多いですよね。 こういう人を見て、 「空間認知がおかしい」という評価をする場合があります。これは果たして正しいのでしょうか。 空間認知がおかしくて、ベッド上での姿勢制御がベッドという環境に対して正しくは無いという考え方に、もし空間認知が運動制...
Nagashima Kazuhiro
2020年7月2日読了時間: 11分
日常生活動作(ADL)とFIM/バーサルインデックス
日常生活を皆さんはどのように行われていますか? ADLはいつも変化に富んでいるはずです。 例えば食事。今日は何を食べようと思っていても、おなかのすき具合はその日の天候や活動状況によって変わりますよね。冷たいものが食べたいとか、少しで良いとか、たくさん温かなものが食べたいとか...
Nagashima Kazuhiro
2020年5月28日読了時間: 6分
ABA実験デザイン
EBMでのエビデンスとは大雑把に言えばランダム化比較試験(RCT)とそのメタアナリシスによる統計処理の科学性に基づいた根拠のことを指すようです。ところが、脳生理学や解剖学では、血管の走行に個人差が大きいことや、脳の機能的部位も個人差が大きいことが知られてくるようになり、統計...
Nagashima Kazuhiro
2019年10月22日読了時間: 1分
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