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病院勤務から外に出てみて

改めて思うのは、病院では結構うまく動けていると思って外来で診ていた人達が、地域では結構痛みを出し始めている印象を受けます。

やはり、コア関連の不安定性が中枢関節の過活動を起こしていて、アライメントを崩しやすい。その状態で仕事をされたり、歩いていたり。で、痛くなってる感じですかね。

急性期から徹底してコア(体幹の姿勢制御活動)の協調を作るようにしておいた方が良さそうな印象を今は受けています。

今の医療では、FIM効率に代表されるADL至上主義的なアプローチが採算化されますが、それは色々な過活動によって代償されていても出来たか出来ないかが評価されるので、いつまでも出来る能力かどうかは度外視される・・・というか、検査も評価も出来ないからわからないのでしょうね。

元々リハビリは線の医療と言われるところもあり、障害像の経過を重視していたけれど近年の傾向では経過よりその瞬間に出来ているか否かが重視されて採算化される。それでは人の生活は成り立たないとは思っていたのですが、それが確認できた感じですかね。

ただ、このたびの新型コロナの影響で、国家財政や医療保険の財政はかなりダメージを受けているはずですし、経済の復興も危ぶまれる状況ではありますので、そんなことを言っている場合では無くなるのでしょうね。

今は、生活がいかに楽になるかと言うより命を維持させることや経済を回すことが重要な時期に見えます。

そんな中でも、少しずつ。僕の学んできたことやつたない技術を必要とする人がいて、そんな人のお手伝いがわずかでも出来るのであれば。とはおもいつつ。

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