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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

実技練習が終わりました

先日連絡のあったセラピストが来られました。

臨床経験は10年ほどとのことでした。もう中堅ですね。

13:00~15:30まで。1対1でゆっくり練習をさせていただきました。


ハンドリング/徒手的介入というのは対象者の身体を操作するイメージが強いのですが、実際には対象者のおかれた状態がどのようなものかを知るための情報収集の側面も強く持っています。

情報収集のためにはセラピストの手のコンディションを良い状態にして感覚を研ぎ澄ましていくことが必要なのですが、その練習から一緒にさせていただきました。

動画はそのあたりの時間です。ちょっと知らない方は見て戸惑われるかもしれないですが、静止した状態で回内とか回外の動きと言っているのは皮膚の下での浅筋膜の自動的な動きを言っています。生体ですので、筋膜はあらゆる原繊維とつながっている(というか、膜は原繊維がシート状になったものの)ため、様々な臓器の動きを反映するように体中で緩やかな動きを感じ取ることが出来ます。

この感覚は筋膜リリースと呼ばれる手技につながるセラピストの手掌から収集できる対象者身体の動きの感覚になります。

この後に、何が動きを起こしていたのかを軟部組織の構造のスライドを見ながら説明させていただきました。

その後、上肢の操作の練習がしたいとのことでしたので、体幹のCKPと呼ばれる場所からのコアの促通と上肢の動きの関連性を練習の中で感じて行きつつ、再びコアと四肢の動きの神経回路網の簡単な説明をさせていただきました。

ついでに、最初に行った手の感覚を利用して軟部組織の緩め方を実践で使えるよう私の左肩にアプローチをしていただきました。


1対1で練習をさせていただいたのですが、やっていて気付いたのはもう一人いた方がやりやすいと言うことでしたね。

被検者−検者で、後ろから操作していく方がわかりやすいように思いました。


わざわざ気を遣っていただいて、ラーメンや焼きそばのパックを持ってきていただきましてありがとうございました。麺類がとても好きなのでうれしかったです。

次回、もし来られることがあるのであれば気を遣われなくて良いですよ。




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