Nagashima Kazuhiro2021年9月16日6 分広範囲調節系以前から疑問だったのですが、脳幹の縫線核などにあるセロトニン神経から前脳基底部への投射が起こると、マイネルト基底核からのAch投射が脳の皮質広範に投射されて、神経の制御をしています。 Achは神経筋接合部だと筋収縮を起こす伝達物質ですが、脳幹ではどちらかというと情報伝達を抑...
Nagashima Kazuhiro2021年9月8日4 分認知機能「認知とは、環境世界に意味を与えるプロセスである。それは生物が外界にある対象を知覚したうえで、それが何であるかを判断したり、解釈したりすることであり、知覚情報に基づいて、過去の自分自身の経験に基づく記憶に照らし合わせ判断するプロセスを指し、それには知覚、注意、記憶、表象、象...
Nagashima Kazuhiro2021年9月4日2 分脳を司る「脳」ちょっと前にここで紹介させて頂いていた本が・・・ 講談社科学出版賞を受賞されました。 何だか嬉しいですね。自分が書いたわけではないのですけど。 脳の理解はさらに新しいステージに向かっていくのかもしれないという期待感があります。...
Nagashima Kazuhiro2021年8月31日4 分妻を帽子と間違えた男脳神経科医オリバーサックス博士のエッセイ集です。 まだ、神経心理学で多くの失行や失認が研究されていた時代の物です。 失行や失認と呼ばれる適応障害は現在は徐々に神経生理学に情報処理の問題として扱われることが多くなっていますが、その根幹を作り続けてきた医師が、非常に素晴らしい洞...