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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

猫の額

「セラピースペースながしま」は脳梗塞や脳出血、脳性小児麻痺などの中枢神経疾患のリハビリを主軸に展開するつもりでした・・・というか今でもそのつもりではあるのですけれど。

ただ、地域性のため、おそらくある一定の知名度にならないと中枢神経疾患の患者さんが気軽に連絡してくるような感じでは無いだろうとは思っていました。

ということで整形疾患も見させていただいているのです。


その中でも比較的円背の女性に多くご利用いただいているのです。

事業を3年やっていて何となく感じるのは、ご高齢な方の円背は、すっと良くなる人とじんわり良くなる方がおられるなぁと言う事だったりします。

すっと良くなられる方は良くなって、いったん終了になります。定期的に来られるかたもおられますけれど。

じっくり良くなるタイプの方は、途中で良しにしてこられなくなる方と、地道に通ってこられる方に分かれるように思います。


今日、地道に通ってこられる方が来られました。

今までは、ちょっとずつ伸びているものの、毎回毎回、「ここに来ると伸びるけど、帰ると元に戻ってしまう。」とおっしゃっておられました。

「いやいや、ちょっとずつですけれど、伸びてきていますよ❗」とお話をしていたのです。

先日、ご兄姉さんから、少し背筋が伸びてきたのでは無いかと言われたとおっしゃっておられたのです。

これは良いなぁと思っていたところでした。

そして、今日。

「猫の額ほどずつ伸びてきている。」と!

やっと伸びてきていることを実感され初めておられる様子。


これで、嬉しくなっていただけるとセロトニンも出やすくなります。抗重力伸展です。

もっと伸びやすくなっていただける様になるはず❗


初めの頃は、座って手をプラットホームについておられました。万歳をしていただくと、身体が前にくるんと丸まってしまう感じで、コアスタビリティは余り活性化していない感じだったんですよ。

今は手を挙げても姿勢は崩れにくくなってますし、以前より橋網様体脊髄路は確り働き始めているのは間違いないのです。


写真は今日その方からいただいたハッサク。

美味しくいただきますね。

ありがとうございます。





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