うーん。半側無視の資料を作りかけていたのですが、関心が上縦束に向いてしまいました。
上縦束は頭頂連合野と前頭連合野を結ぶ白質繊維ですが、相互に情報をやりとりさせています。
空間認知、物体認知、空間の注意、身体図式、身体保持感覚、運動主体感覚、言語・・・
興味深いキーワードが並びますよね。
身体図式、身体保持感、運動主体感覚が適正に働けば人はある程度適応行動がとれるのではないかと思います。
それを再構築するためにはどういう感覚刺激がいいのか。
また、まとめていて思ったのですが、上頭頂小葉や下頭頂小葉で様々な刺激を身体図式としてコード化したり空間を把握したり、複雑な処理を行っています。感覚が入るというだけではなくて、それなりに空間に気づいていただくには処理する時間が必用です。損傷を受けていたり、循環が悪かったりすればなおさらです。
時間をかけてじっくりやっていく必要性がありますね。
そういった複雑な情報処理にかかる時間はきっと人それぞれ。早い人もいればゆっくりな人もいることと思います。
そんなことを考えながら資料を作り終えました。
相変わらずいつどこで使うかは不明です。
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