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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

お花見

今日は午前中だけの仕事でしたので、帰りにちょっとだけお花見に。

天気も良いし、平日だから人も少なくて写真を撮り放題でした。


「感度分の16」という言葉をご存じでしょうか?

写真を撮るのは基本的にシャッタースピードと絞りが露出を決めます。

シャッタースピードとはシャッターが開いて閉じるスピードのことで、フィルムやセンサーに光を当てている時間のことです。

絞りっていうのは、レンズのなかに絞り羽根というのがあって、それを開けると光が沢山取り込めて、絞っていくと光の量が減ることになります。被写界深度にも関わっていて、絞るほどにピントが合う範囲が広くなって、解放して(開けて)いくとピントが合う範囲が狭く、ピントが合っているところ以外はぼけた感じになります。

「感度分の16」っていうのは、太陽の光はいつも一定ですから、晴れた日の太陽がきちんと上がっている時間帯では絞りを16にして、1/フィルム感度(ISO)のシャッタースピードにすれば適正露出になるという意味です。

絞りをそれより解放にしていくのであれば、その分シャッタースピードを速くする。或いはその逆で被写界深度(ボケの感じなんか)を調整したりするわけです。


ふとそのことを思い出して、今日はフィルム(センサー)の感度をISO 100、絞りは16、シャッタースピードは1/100で写真を撮ってみました。




もしお花見に行けなかった人がおられたら、どうぞ社日桜を楽しんで下さい。少しですけど。









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