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ここ数日、医療がらみで気になるニュースを2つ紹介します。

ひとつは、「東京慈恵医科大学附属病院内に公的保険外リハビリ施設がオープン」というニュースです。

保険外で事業をさせていただいているので少し気になって読んでみました。

といってもこの形態は、私がしているような事業形態では無くて、病院内の自由診療によるリハビリテーションサービスといった方が良いでしょうね。医療費抑制の流れと、リハビリテーション機器の利権で展開していく感じなのかもしれません。

自由診療の導入がとうとう始まった感じですね。広がればいずれ医療保険のリハは集団で丸め、個別は自由診療の形になることも予想できます。

セラピストの皆さんは、知識と技術を身につけられるうちにつけておかないと、集団丸めに似た形態になれば知識も技術もそこまで必要とされないので勉強をする機会は激減することでしょう。

自由診療であれば知識と技術が集客ー病院収入の増加に直接つながります。その際にはセラピストごとの収入格差も生じる可能性は否定できないでしょう。

医療情勢の流れをきちんと見ておく必要性が高くなっているのでは無いかと思います。


もう一つのニュースは岐阜県大垣市で始まった「健康口座の取扱開始」のニュース。

ニュースからの引用です。

「健康口座」とは、

① 病気やケガのときに必要なお金をあらかじめ貯めて将来の医療費支払いに備える専用口座「健康口座(普通預金)」(全国金融機関初)

② 提携医療機関を受診した際に専用口座からの引き落としで当日の医療費支払いが不要となる「医療費立替払いサービス」

③ 入院時の自己負担分をカバーできる実損補償タイプの「『健康口座』医療保険」

(「健康口座」医療保険は、SBI損害保険 株式会社が提供する医療保険です)

④ そのほか、健康なときや健康に不安を感じたときなどに利用できる付帯サービス

がセットになったサービス(※)です。


引用はここまで。

日本での国民皆保険制度はそもそも個人の医療費負担を少なくするためと、すべての国民に医療を提供するための枠組みであったはずです。人口の減少と高齢化、医療も高度医療は非常にお金のかかるものですし、医療職の人口も増え続けています。国民が支払っている保険料をプールして各種医療費を捻出しているのですが、いずれ保険制度での収支バランスが悪くなることは予測されていました。

ここに来てコロナ禍で経済の鈍化と医療費支出が増えていますので、個人が支払うべき医療費は今後増えることが予測されます。そうなったときに病院としては未収金を極力減らす努力が必要になるのでこういったシステムが出来てきたのかもしれません。

今、日本の医療:皆保険制度は縮小しながら存続するしかない状況に追い込まれつつあるのでは無いかと感じています。





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