またまた参加させていただきました。
感覚のところの講義はとても面白く感じました。
「感覚のことを尋ねたときに「脱失してます」とか「鈍麻してます」といった言葉を聞くととてもがっかりします。感覚の事を考えるのであれば、1aや末梢神経のレベルではどうか、視床まではどうか、視床や基底核、皮質の部分ではどうかと行ったことに考えを膨らませて評価してほしいです」と言ったようなことをお話しされていたように思います。
もちろんそこは定量的に評価できるものではないのでしょうけれど、実際鈍麻していても手に気づいておられる人や、感覚が少しわかっているにもかかわらず自分の手に気づくことが出来ない人。気づいていても自分の手の位置が把握できない人や無視している人。手の位置を変えようとすると結果、肩甲帯周囲に真っ先に出力が起こり本来同時に起こるべき手先には随意的な命令が非常に乏しい人など、感覚とシェマ、出力の混乱は要素的な検査では表現が難しいものばかりです。
これからも個別性をきちんと理解しようとする姿勢を維持していかないといけないと強く感じました。
また、触れることの大切さは前回に引き続き強く強調されておられたのがとても印象的でした。
運営スタッフの先生、紀伊先生ありがとうございました。
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