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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

開業して1年と8ヶ月

やっと今日、ほとんどフルに1日を働きます。

だいたい9:00〜17:00で昼食の時間を省いてひとりひとりの時間を60分程度、間を10分ぐらい開ける感じだと1日7人が限界です。今日は松江に行きますので移動時間を省いて6人。

ん、仕事した感じになりますね。

今までは、1日ひとりとか多くて3人。で、週3日ぐらい働いて後は予約がなかったり。

ほとんど、コンビニでバイトしてた方が稼げるんじゃないかというような状況でした。

起業すると稼げると思っておられるかたがおられるかも知れませんが、そんなことはありません。知り合いが起業していて成功されておられたら、その人と連絡を取り合って、知識や技術を認めてもらった上で、初めは利用者さんを振り分けてもらう感じにでもしないと採算ベースにはならないでしょう。


だけど起業して良かったなぁと思うのは、少なくとも病院に勤めていて患者さんのためにならないと思うことや脳の可塑性を制限してしまうのではないかと言うことを強要されずに、自分の知識と技術で最もいいと思われることを行えているという点につきます。

それに納得してご利用いただける人たちがおられたらそれでなんとかやっていけるのかもしれないと、最近は思えるようになってきました。


つい最近、EBMの勉強会に参加させていただいたとき、受講されておられる先生方が、「うちの病院は先輩達が徒手的なことをされていて、必ずしもEBMにそったことができているわけではないです。先生(講師の方ですね)の様になるにはどうしたらいいでしょう?」と言った質問が結構あったように思います。

いずれも同じですね。私にしてみたら、逆にそんなことしてたら患者さんのためにならないと思っていたわけですから。

そんなときは、そんな気に入らない施設などやめてしまって自分の目指す医療ができるところに変わったらいいという答えも出ていました。それも一理ありますね。

私は、保険外で起業したらいいと思います。先輩方より自分の知識や技術、方向性が正しいと思われるのであれば、それを実現するためには起業するのが最も手っ取り早いです。

若ければ、もし失敗してもまた違う就職先を探せばいいです。

私は、そこそこ年齢を重ねておりますので、ダメだったらこの業界から手を引こうと考えていました。(^_^;)


色々な信念や方針があると思います。人のことは構造のことも中枢神経系のことも、解っていることより解ってないことが多いのですから、いろいろあって良いのだと思います。

ですから、若いセラピストが起業するということは悪いことでは無いと思うのです。

その経験は必ず生きてくると思いますし。

不満を抱えながら解決方法も探すことができずいつまでもこの仕事を続けるより、起業してしまった方が、自分の信じることを実際にできます。そのことで自分や自分の考え方や、必用であれば技術など確認できますし、さらに研ぎ澄ますこともできるでしょう。


やってみたらいいと思うんです。



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