脳卒中リハビリといえば自費リハビリ

更新日:8月20日



ブランド化って大事なんですね。

脳にとって、短いメッセージをくり返して行くことが大切なのです。

プレゼンでも、Take Home Messageと言って、「これが大事です」「これだけは覚えて帰ってください」と言った短いキャッチフレーズみたいなものを作っていくことが大事みたいなのです。

さてさて。

現状のリハビリテーション医療を考えていくと、必ずしも科学的に正しいことをしているかというとそうでも無いのです。

私のブログの記事を最初の頃から読んでおられるような人がおられましたら、お気づきになられていると思います。

なぜそう考えているのかということを簡単に書いておきます。

現在の保険医療体制の中で行われている脳卒中リハビリテーションはFIM利得とかBI利得と言われる日常生活動作の改善程度を指標としてリハビリテーションの効果判定としています。しかし、日常生活動作というのは、さまざまな要因で成立しています。ですので、例えば脳卒中の片麻痺であったら、バランスがある程度取れれば非麻痺側(昔は健側と呼んでいました。いい方の手足のことですね)の活動で8割以上の日常生活動作が可能です。

単純に考えて、FIM利得やBI利得といった日常生活動作を効果判定とするのであれば、非麻痺側で動作を獲得していただくのが最も手早く確実でリハビリテーションの効果が高いという論理が成立してしまいます。

そして、EBMと言われるものでは、当然FIMやBIの改善度合いが最も効率いいのは何かという事が研究として選択されることが多くなります。

当然の成り行きですよね。

ですので、「セラピースペースながしま」をご利用の脳卒中の人が、「病院でいい方の手で動作をする方法を教えられた時、そうじゃなくて動かない方の手をどうにかして欲しいのにと思いました。」といわれたように、そんな思いを抱かれる人も多いわけです。

日常生活動作の獲得は大切ですが、それをリハビリテーションの効果や質を表す指標にしてはダメなのです。



反面、脳科学的な側面からは、脳に可塑性があるということは以前から指摘されています。同時に、脳は良くも悪くも学習をするので、麻痺側を使わなければ不使用の学習が起きたりすることが知られています。ですので、非麻痺側での日常生活動作の自立は麻痺側の機能的な使用の獲得に対しては不利に働く可能性があるのですね。また、急性機や回復期において、最初に、どのような麻痺に対して、どのようなことをどのように獲得していったのかということは、後々まで脳が麻痺に対応するための学習に対しての基本的な脳のシステムの使い方として残ってくる可能性があります。私の臨床経験では、そう言えるのでは無いかと考えています。

もう少し詳しいことは、私のブログの資料カテゴリーをざっと見ていただけると色々ご理解いただけるのでは無いかと思うので、どうぞ読んでみてくださいね。

ということで、脳科学的に麻痺側の改善や歩行の改善などといったことと共に日常生活動作を考えていくのであれば、リハビリテーション医療の枠では困難であるといえます。

麻痺の改善で行き詰まったり、日常生活動作をもっと楽にしたいと思われるのであれば、医療の枠から外れてリハビリを考えていく必要があるともいえます。

というわけで。

「脳卒中リハビリといえば自費リハビリ」ということで。

”脳卒中のリハビリといえば「セラピースペースながしま」” 

”脳性小児麻痺のリハビリといえば「セラピースペースながしま」”

( ´ ▽ ` )

なんだか、医療保険内でリハビリテーションをしているスタッフの方に喧嘩をふっかけているようにも見えますが、そういう意図はありません。あくまで自身のブランド化を目指したものなのです。

ですが、実は、すでに医療保険内でこういったことを言っておられる施設も数が少ないもののあるのですけれどね。


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