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脳を司る「脳」

更新日:2021年9月4日

ちょっと前にここで紹介させて頂いていた本が・・・

講談社科学出版賞を受賞されました。


何だか嬉しいですね。自分が書いたわけではないのですけど。

脳の理解はさらに新しいステージに向かっていくのかもしれないという期待感があります。

ニューロン以外の成分が情報処理システムとして高次脳機能に関わっているかもしれないのです。

しかも、このニューロン以外のシステムは脳の情報交換の環境に関わっているようでもあり、休息と脳の機能の関連性をひもといていく情報となっていくものと考えています。


また、最近「意識」とは何かをずっと考えていたのですが、様々な本を読む中でNCC(意識の神経相関)は解明されていないことから、脳全体が賦活された際に「意識」が生まれるという考え方が今後主流になってくるのでは無いかと現在は感じています。そういった意味ではこのニューロン以外の情報処理システムの関与は、現在は哲学のように扱われてしまう「意識」と言うものを科学の舞台に上げてくれそうな気もしています。(まぁ、科学自体が哲学であるという見方もありますが、そのあたりはややこしいのでここではあまり深く考えないでください)


この本のことや情報から書いたブログ記事はこちら

脳損傷とアポクリン4

グリンファティックシステム

膜電位とグリンファティックシステムから考えるリハビリテーション


意識の事について書いてみた資料や記事がこちら

随意運動とは

意思と随意運動の資料

哲学的ゾンビ


私は高次脳機能を単独で存在してるものとして扱って評価やアプローチするのはちょっと違うのでは無いかと思っています。

今後、今ある評価やアプローチのあり方で科学的とされているものが古くなる時代が近づいているのかもしれないですね。

科学は発展するものですから。






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