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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

紀伊先生の研修会2回目

7/21 EPoch seminarさん主催、紀伊先生の「PT・OT向け小児リハから学ぶ正常発達分析と臨床応用|新生児の発達変化と獲得機能」研修会がありました。

最近研修会三昧です。

最近、シリーズものが多いですね。オンラインでの研修会のメリットというか、特徴なのでしょうね。


胎児期の発達から、出生で起こるさまざまな感覚刺激。何を学んでどの様に学習が起きるのか?

成人と赤ちゃんの情報処理の違い。

いろいろなお話が出てきて、大変面白かったのです。

なんとなく感じたのは、発達における大人と赤ちゃんの関係性について。

赤ちゃんは発達をするわけですが、私が以前考えていた姿勢制御や運動制御の学習というのはそうなんだろうとは思うのですがちょっと間違っていたなと思ったのは、発達そのものは生物として生存適応をするために起こるわけで、姿勢と運動の学習というのは発達の中のごく一部であろうということ。情動系やその他のシステムを総動員して発達をするわけですね。当たり前なんですけれど。

そして、発達の方向性という意味では大人との関係が快刺激〜報酬系を刺激することで姿勢運動発達の方向性を決めているのかもしれないと言うこと。大人は赤ちゃんの動きや表情を見ると可愛いと感じるように情報処理をしているので、大人も赤ちゃんの発達に組み込まれている感じなのでしょうか。

いわゆる「社会性」と表現されることなのかもしれませんけれど、社会性と一言で言っても色々ありそうだなぁと。


出生時に起こるさまざまな反応形態は、重力下硬質環境に生まれて初めて入力される重量覚やさまざまな多重感覚入力があって、脳をお母さんのお腹の中の水に囲まれた環境で学んだことを重力か硬質環境に向けてキャリブレーション(調整)するようなエラーチェックといった意味合いもある様です。それは今まで考えたことがなかったです。


全般を通して、情報が非常に多くて、頭の中で整理するのに時間がかかりそうです。

(^^;


いつまで経っても知らないことばかり。

買った本をぼちぼち読み進めているところです。

明日はボバース学会。


いつ臨床をしてるんだと言う感じですよね。

自分でもそう思います。だけど、起業した頃よりは少しだけ忙しくさせて頂いているのです。

もう少し忙しくてもいいとは思っていますけれど。


写真はぼちぼち読み進めている本デス。




色々挑戦的な表現があります。

今時、「とりあえず楽しんでもらう」とか、「食事がうまく行っていないから、とりあえず食事の練習」といった課題の用い方をするセラピストはもういないと信じたいところですけれど。

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