紀伊先生の研修会に参加しました




南草津病院のスタッフの方は定期的に研修会を開催されておられ、ご苦労も沢山おありだとは思いますがいつも勉強させていただいております。ありがとうございます。

今日は紀伊先生の上肢機能のお話を伺わせていただきました。

色々勉強させていただきましたが、印象的であったのは以前、日本ボバース研究会学術大会の時に紀伊先生のお話を伺ったとき、Schepensの図について、あれは猫の実験だから既に否定されたとの話をされていたのですが、現在はやはり見直されているとのこと。

あの図、好きなんです。


pAPAにしてもaAPAにしても回路的な投射が起こるのは必要ですが、それを脊髄に下降させるためには網様体のセロトニンが重要な働きをします。

セロトニンは縫線核群の働きで出ると認識していますが、縫線核群は辺縁系の出力と基底核の出力を受けています。基底核ループは辺縁系とのループも持っていますので、辺縁系の働き、つまり何かしたいと思ったり快適だと思ったりそういった情動が既に縫線核群に投射されて、さらに辺縁系基底核ループで調整を脳幹の働きが調整されていると考えるのが論理的では無いかと思うのです。

おそらく、図の一番左の「?」は、辺縁系、辺縁系基底核ループによって既に調整され、その後にGlobal PlanningによるpAPA/aAPAなどの運動に先立つ調整が加わると考える方が人の動きは理解しやすいと思うのです。

ですので、この図がダメと言われるとちょっとモヤモヤしていたのですけれど。

だって、「面白そう❗」と感じた瞬間に姿勢制御は変化していますし、その後高次運動野が運動のプランをいくつか作って、最も適した(面白そうな)運動プランを基底核によって選択されて出力が起きていると考えるのが何だか解りやすいですよね。

私だけでしょうか・・・?

(^_^;)

情動や動機付けがあって、プランが生成され選択されていく課程を考えるとそれに沿った形でセラピーをした方が効率が良いのだと思うのですね。

紀伊先生のデモの動画はそういった点でちゃんとと筋道が立っていて見ていて気持ちいいぐらいでした。

真似できるなら真似したい、そう思ってしまいます。


今まで時代を引っ張ってこられて、今も現役で指導をしながら時代を引っ張っていくその姿は感動的でもあります。

いつまでも背中を見ていたい先生です。


紀伊先生をはじめ、南草津病院のスタッフの皆様。

本当にありがとうございました。

また、次回も楽しみにしております。


訳のわからない質問ばかりして申し訳ないです。

また、よろしくお願いいたします。

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