衆院選、終わりましたね。
自民党は予想通り、苦戦して与党として過半数を割ってしまうと言う状況です。
自民党内部で石破おろしが始まるのではないかとの情報をSNS上で見かけたりします。
だけど、石破さんだけが悪いわけでは無かろうと思うのです。
そもそも、岸田政権の時も岸田さんに対する批判や支持率の低下があったから岸田総理も辞めたわけですし、その頃から財務省と癒着したような自民党への不信感が在ったわけです。
そこに来て、自民党総裁選で、岸田派と管派が動いて石破さんを推したあげくに岸田さんから「今の政治方針を継承するように」と云った事を言われたとか言うニュースもあったわけです。
結局派閥政治で、石破さんに変わっても岸田さんの政治方針を継承しなければならないのであれば、それは岸田総理の顔が石破さんの顔になっただけという事になるのは、どんな人でも予想しちゃうわけです。
それじゃ、国民から診れば総裁選をした意味が無いわけで、それで派閥によって動く自民党自体への不信感がより強くなっただけなのだろうと思います。
石破さんは国民から人気があったのに、蓋を開けてみれば人気が無くなったと言われることもありますが、そもそも石破さんに人気があったとすれば、派閥に所属せず、自民党の内部で好き勝手に発言が出来ていたことと石破任期と云われるものには相関関係があったはずです。ところが、自民党総裁選で岸田派と管派が表を動かしたことで、岸田さんや管さんに恩を売られてしまったわけです。おそらくではありますが、岸田派や管派の意に背くようなことはしにくくなってしまったのだろうと思うのですね。すると、派閥に飲み込まれたのと同様でしょうから、好き勝手が言えず結局岸田さんの傀儡のような状況に陥りかけてしまったのではなかろうかと。すると、発言はそういった派閥よりになりますので、当然石破さんの発言と相関関係上にある石破人気と云われるものも落ちちゃったのでは無いかと思うのです。
そういった事をつらつら考えると、石破さんが悪いと言うより、自民党自体が悪いと言った判断をされた結果だと思うのですよね。
いずれにせよ、これから暫くは不安定な政治が続きそうな気がします。

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