
安来市には1300年近く続いてきたお祭りがあるのです。
否。
あったのですといった方が良いのかも知れませんね。
祭りというのは、文化的には祭政一致が必要だと思うのです。
この場合、まつりごと(政)が先で、そのまつりごとの報告祭がまつり(祭り)であるということになる様なのですね。
現在、月の輪まつりと言われる歴史をもつ文化的な行事は、市の行政は行政主導から民間主導へという流れに持って行かれておられる様です。
これでは、祭政一致というものではなくなってしまいますね。
このコロナ禍で、安来の様々な事業は影響を受けたわけです。市政もそうでしょう。それらの事を行政として神に報告するのが祭りであるのなら、行政が目指しているのは、その祭りをやめて、イベントに変化させるという事なのでしょう。
市の方は、持続可能な事業として民間主導へとしていくことが必要だとおっしゃっておられます。
私が考えるに、それは、今まで紡いできた歴史のある祭りではないのです。
まぁ、様々な事情はおありだとは思います。
ですが、月の輪まつりの伝統をこれからも次の世代に繋げていってほしいと思っていますので、このコロナ禍で、まつりを終焉させようとしていると思われる、2020年より市政を担っておられる安来市長の田中武夫さんには、金輪際票を入れない様にします。
( ̄^ ̄)エッヘン
ま、私ごときの一票がどうなろうと体制は何も変わらないでしょうけれどね。
そこは、私の意思表示なので。 (^^;
今年は、市民の自治会が頑張って、16日の1日だけですが、なんとか以前のお祭りに近い形を模索してお祭りが行われます。
こうして、何時か、行政も積極的に文化の保存にむけた動きが出てくることを期待されておられるのでは無いかと思うのです。
それまでは頑張って!!
以前、お祭りのことについて調べたり、そのことで安来市の職員とやりとりをさせて頂いたことをnoteに残しています。
興味がありましたら、どうぞ記事を読んでみてくださいね!
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