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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

新型コロナウイルス雑感、その2

更新日:2020年4月6日

新型コロナウイルスがかなり感染者を増やしてきています。やはり様々な情報が錯綜していて、何が正しいのかはわからない状況ですね。感染力が強いことだけは間違いが無いのですが、発症者からの感染が多く未発症感染者からの感染はまれとする報道もあったりします。中枢への影響もあるような報道もあり、北京では脳脊髄液からウイルスが検出されたとの報道もありました。コロナウイルス性髄膜炎です。初め味覚のおかしさから気づかれる人も何人か報道に上がっています。舌から感染しているのか、中枢の影響が先行する場合があるのか。

ただ、おそらく現在日本で検査を受けておられる人の多くは発症者である事を考えると、未発症の感染患者はかなり多いはずです。だから、ウイルスの検査をしていない軽症例の人数のことを考えると、やはり軽症で推移する方はかなりおられるのではないかと。ただ、発症者はかなり苦しいようです。また、重傷に移行した場合の死亡率のことを考えると決して軽視してはならないわけですけれど。

国はいろいろ対策をとっておられます。しかしうまくいっているとは言いにくいのかもしれないという個人的な印象を持っています。

グラフは、NHKのニュースサイトにあった、一日の発症数の推移です。

赤い星マークは日曜日。赤い丸マークは祝日。

3月に入って感染者が急増した頃からは、お休みの後の発症者は少ないことがうかがえます。つまり、お休みは結構家でじっとしている。

逆に平日にはかなり増えているわけです。このことから推測されるのは、平日の学校や仕事などで感染者が増えている可能性があると言うこと。

非常に個人的な意見ですが、いま、仕事なども含め一旦可能な限り全ての人の動きを止めないと感染は拡大することでしょう。拡大して集団免疫を作ることになるのかもしれないですが、感染拡大すれば重傷者は増えるわけですしね。

現状を見れば、個々が感染を避けるのは困難であろうと思われます。

自分も含め多くの人が感染する結果になるだろうなと。

だけど、良いニュースもあります。いくつかの効果のありそうなワクチンが見つかりそうですね。まだわからないですけれど。


いずれにせよ、現状では感染拡大が起きることでしょう。

できるだけ、免疫機構がきちんと働く身体を作っておくことが大切です。

各肋骨の動きが十分引き出せること。柔らかな胸郭は肺の動きを少しでもスムーズにすることでしょう。であれば肺自体の異物の排出能力が少しでも保ちやすいと思います。頸部と腰部を硬くしないこと。自由な横隔膜の動きのためには頸部の柔らかさは必須です。肩甲骨をよく動かしてください。頸部のリンパ節は首の付け根、胸鎖関節の上ぐらいにあると思って、そこを動かすためには肩甲帯の自由な動きが必須です。足関節の動きは下腿にある血液やリンパのポンプ作用を働かせます。そしてそれらはそれでも自律神経系が適正に働くことを助けて免疫系が働きやすくなることが期待できるかもしれません。

できるだけ、美味しく食べて。きちんと寝て。深い呼吸ができて。

多くの人達がたとえ感染しても、軽症で済みますように。重症化しませんように。


あ、書き終わってから気づいたのですが、潜伏期のこと考えるの忘れてた。

潜伏期は1~14日で、平均5.8日だそうです。であれば、火曜日とか水曜日はおとなしくしていたのが月曜日の感染者の減少につながっているという見方も可能ですね。ただ、1~14日のあいだ、感染した日から発症した日までで人数の最も多い日数がどうだったのかはわからないので分析しようとするだけ無駄ですね。


4/5追記

PCR検査の結果の出る時間を考慮していませんでした。結果が出るまでに一日程度かかるようです。とすると、やはり月曜日の落ち込みは医療機関が日曜日に機能していなかったことを示している可能性もあります。数日前に40分程度で結果のわかる迅速キットが開発されたとのニュースもありますが、それは今後使用されることになるのかな?



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