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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

左下肢の身体図式の改善を試みてます


まだ歩行中に体幹が左方向にちょっとだけ崩れます。

左下肢のBodySchema(身体図式)を頭の中に組み込むためにどうしたらいいかと思いまして。

左の大腿四頭筋、下腿三頭筋、臀筋をできるだけ伸長して、筋紡錘と腱紡錘の感覚フィードバックが強力に起きる様にしながら、筋収縮が重心変化/姿勢変化につながりつつ、コアスタビリティにつながるように。さらに恐怖がないところで。

できるだけ強い固有受容感覚を入力したいのです。


そして出力経験を積み重ねて、それが立位でしっかりできるように。

一人で練習するときは、机に向かっての作業であるとか、例えば洗濯物を洗濯機から取り込むときなんか、おおむね右足が前に出て重心コントロールをしているはずなので、左足を前にして重心を制御しつつ手を使う様にしてほしいとお伝えしました。

また、1ヶ月後に来られるはず。

どうかなぁ。


ところで、この方、病院の外来リハビリを利用しながら「セラピースペースながしま」もご利用いただいています。

病院のリハビリは理学療法部門が脳卒中の外来を見ない方針の様ですので、あまり歩行を改善させるためのリハビリテーションの経験に乏しいOTが歩行を改善させようとしていると小耳に挟んで、ここではこんなことをしてますよといった情報発信なのです。

見に来てくれるかどうかはわからないのですけれど。


その病院のリハビリテーションも全体としてみれば外来を見ない方向になってきている様子です。

その分、自費リハビリ事業はニーズを持った人が多くなるのかもしれないですけれど。

だけど、リハビリテーションのスタッフが、長期的に患者さんをフォローすることで、自分と患者さんが一緒に作った運動機能がどの様に変化していくのか。何が良くて何が悪かったのかとか、そういったことを 実感できる経験をすることが出来なくなる のは…


どう言って良いのか分からないですし、そういう言い方が正しいのかわからないですけれど。

「悔しい」

気持ちになります。


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