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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

島根の腎臓医療が崩壊危機

こんなニュースを目にしました。

リンク先を読んでいただきたいのですけれど、島根の腎臓医療を牽引してこられた医師が不明確な教授選のあり方に疑問を持って退職される運びとなり、その医師に育てられた医師達が一斉に退職の意向を示されている様子です。

現在のところ、大学当局がきちんと公表している情報ではないので今後どのような展開になるのかは解らないところがあります。

しかし、腎臓内科といえば、透析の患者さん達は戦々恐々として経過を見ておられるのでは無いかと思います。

命に関わることですので、きっと不安に思われている方は多いのでは無いでしょうか?


ニュースを読む限り、特定の医師を排除しようとする、なにかしらの力が働いたように見えます。

たぶん、権力闘争でしょうね。


権力闘争というと、とっても崇高な言葉の響きがあったりします。しかし、私の経験上、実際の権力闘争で行われる主な手段というのは、基本的には足の引っ張り合いです。

相手のネガティブな情報を流して、相手の評価を下げることで、自らの相対的な評価を上げて行くような手法が行われます。


図示するほどのお話ではありませんが、一応。

ここではっきりしているのは、BさんがAさんの悪口を広めることで、Bさんは評価が下がったAさんと比較すると高い評価を維持することになります。ここがポイントで、Aさんの人望や能力が上がったわけでは無く、相手の評価を下げることで相対的な自分の評価があがっているだけです。

子供のけんかのようですが、経験上、わりと一般的に行われているのでは無いかと思うのです。

ですから、権力闘争に巻き込まれたら、足下(普段の素行など)に注意が必用だというお話はよく聞きますよね。


実に子供じみてくだらない方法です。

いや、島大がこうだったと言っているわけでは無いですよ。そもそも権力闘争であったのかどうかと言うことさえ現在は明確ではないのです。私がそう疑っているだけです。


もし、本当に権力闘争で今回のようなことが起きたとすれば、全く馬鹿げています。

医療に携わる人たちが子供じみた足の引っ張り合いで遊んでいて、一番迷惑を受けるのは患者さんの訳です。

やめて行かれる医師は、そんな職場構造に嫌気がさされたのでは無いかと思います。


権力闘争の上で島大が今の状況になったとすれば、実にくだらないです。


実は、リハビリテーションに関わる様々な治療コンセプトや手技なども、新しいものは、多くの場合古くからあるものを否定することで、自らの優位性を証明しようとする手法をとることが多いように思います。

まぁ、これもくだらないのですけれど。一種の権力闘争でしょうね。


まぁ、私は私が見て考えて正しいと信じてきた道があって、その道を外れないように歩んでいこうと思っています。

٩( ᐛ )و


話がそれました。

何が起きているのかまだよくわからないですけれど、島大もよい着地点を見つけて、地域の患者さん達が不安に思うことが無いような状況になると良いですね!



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