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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

小さな勉強会




かつての同僚であった、OTのスタッフが訪ねてきてくれました。

で、小さな小さな勉強会。

午前中いっぱい、講義と実技をお伝えしました。

テーマは痙性への対応。

ボバースのインストラクターはハンドリングで痙性とか連合反応に対応していくのですが、未熟者の私など、それだけではセラピーが成立しない場合もあるのです。

そこで、奥の手として幾つかの手段を持っています。

その一つ、マッサージ。

マッサージというと、中枢神経と関係が遠いという感じがするかも知れませんが、局所循環と表在感覚や深部感覚を含む固有需要感覚を入力すべき感覚受容器の関係、その効率的な入力を求めてマッサージを行うのであれば、未熟な私には十分有効な手段として使用することができます。

脳幹のボディシェマを生成するための脳皮質への感覚入力。頭頂葉基底核ループでの情報処理の推論。その感覚情報を中枢に送るための各種感覚受容器の環境を整える必要性。頭頂皮質と基底核ループ、基底核の脳幹への出力。そういったことを、今ある知識から推論を構築してお伝えし、どのように使う事が適切だと考えているのかといったことを実技で伝達させていただきました。

当然、ハンドリングで実現できれば時間も有効に活用できますので、そのためのトレーニングはおこなっていくのが前提ではありますが、補助手段としての軟部組織への介入方法を伝達しました。

楽しんでいただけたようで、LINEで家族にも試してみて、明日からの臨床でも使ってみたいという嬉しいお返事をいただきました。ありがとうございます。

(๑>◡<๑)


ちゃんと、ボバースコンセプトから少し離れることも、説明しましたので、お許しを・・・。





2022/09/12 追記

昨日勉強会が終わってから、お礼の連絡がありました。嬉しかったので、アップしておきますね。お二人でしたから、しっかりお伝えすることができた気がします。



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