再び隠岐からのご利用がありました


今度は10歳のお子さんです。

小さな頃に川崎病にかかられて、以来発達が遅くなっているとのこと。

ご両親が子供になにかしてあげることが出来ないかという思いでお連れになった事と思います。

初めは少し緊張があったようですが、後半は楽しく遊んでくれました。

足部に軽度の外反扁平があります。姿勢や動きに左右差はあまりないようですが、体幹の低緊張が目立つ動き方で歩行時も身体が左右に揺れるような印象でした。

お訊きすると、病気になる前はつかまり立ちの時期でそこまでは出来ていた様子です。もう少しで歩きそうだと思っていた矢先のことだったそうです。入院から帰ると座ることも難しく、頭部も不安定だったとのこと。歩行が出来たのは3歳ぐらいの頃だったとのことでした。

小さな時の病気を契機に低緊張となって、長期間その時期に獲得すべき運動機能を遊びの中で学ぶことが出来なかったであろう事は推測できました。

体幹の伸展も、抗重力性が乏しいだけではなくて脊柱や胸郭の軟部組織も伸展した姿勢に適応性が乏しいであろうと考えて色々アプローチをさせていただきました。

隠岐ではリハビリは受けておらず、整体に通っていたとのこと。そこの整体師さんは、以前スポーツをされていて色々運動に関わることも教えていただいていたとのことで、家での運動遊びも腹臥位(うつ伏せ)で足を持って身体を反らすような遊びも取り入れられておられたりしていて腸腰筋などの極端な短縮は起きていなかったです。ですので色々やりやすく反応も良い感じでした。

うつ伏せで足を持ってもらおうとすると、足がピーンと伸びているのに手で持ちに行ったりしていて手と足の協調が悪そうでしたが、動き自体は色々出ていたので感覚が上手く情報処理できていないのでは無いかと思って下肢から感覚をしっかり入れるとそれだけで手で足を迎えに行くときに膝がきちんと曲がって手に近づいてくれたりしてご両親も驚いておられました。

そして、メインはジムニーのラジコン。

出したらお父さんが「ミニッツですか?」と。

ふむふむ、興味がありそうですねと思って、「ミニッツ4X4です」

ボディのことも色々聞かれてました。

お父さん、大丈夫ですよ。今調べたらランクルもありました!


話がそれました。(^_^;)


えっと、うつ伏せで両手を使うようなことをすれば体幹の伸展と頭部の挙上、追視が必須になりますので抗重力性を高めるには良いのでは無いかと思って写真のような姿勢で遊んでもらいました。その間も下肢からの感覚入力や腹部のトーンを上げていく操作は行い続けていましたけど。

そんなこんなを込みで90分以上を終えたら、座位や立位の姿勢が綺麗になって。

ご両親も「姿勢が良くなった」とか、「歩くのが速くなった」と言っておられました。

家でのどんな遊びをしたらいいかという提案とか、遊ぶ際の場面の提示の仕方など工夫するところなどをお話ししてその日は終了。

隠岐なので、頻繁にここに来ていただくことは難しいですよね。

だけど、家で頑張ってみますと話しておられました。どうぞ、子育てを楽しんでくださいね。

隠岐にアマゾンからミニッツ4X4が届く日も近いかも知れないですね。(^_^;)


あ、そうそう。最後にお母さんが「今日はお幾らですか?」と聞かれたので、「5000円です」と言ったら、「それでいいんですか?」って言ってもらえました。


そういう風に感じてもらえたならば、私はそれが嬉しい・・・(*^_^*)


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