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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

コロナ雑感 6

とうとう島根県で大型のクラスターが発生しましたね。

これから書くことは、現在報道されていることが真実だと仮定して書いていきます。

今のところおおよそ90人程度。日本の中でも大型なのでしょう。

サッカー部、部活クラスターなどと言われているようです。

確かにこの時期に関西方面を含め遠征を行えばこうなる可能性は高かった物と思います。

しかし、この高校は一応高校内でクラスターを沈めているように見えます。

それはすごいことだとは思うのです。

クラスターはその後の飛び火のような感染を起こすことが怖いですからね。

これから広がるのかもしれないですけれど。まだ周辺の人たちの状態を調査されたわけではないですからね。


さて、かなり高校や生徒に批判もあるようです。

本来このような批判はすべきではないとは思います。

ただ、日本人の文化的な側面だと思うのですが、こういった訳のわからない物を忌み嫌って囲い込むことは以前から行われていたことです。

狐憑きとか。昔は何らかの当時知られていない病に付された家族を狐憑きの家系として、村八分にしたりした事があるのです。それは今考えれば精神疾患の方に対して行われることが多かったのかもしれないと思ったりするのではありますが。

ともかく、村八分にすることで何らかの伝染性の疾患を広がらないように囲い込んできたという側面は否定できません。(精神疾患を伝染性と言っているわけではありませんよ)

ですから、田舎になればなるほどこういった事象を起こした者に対して、これを忌み嫌って叩く傾向はあるのかもしれません。

特に島根県では今まであまり新型コロナが広がっていなかったですから、周辺の人たちはかなり驚き、同時に忌み嫌っている可能性は高いと思います。

それはそれで仕方のない反応なのでしょう。


ただ、高校の先生方も大人ですからいろいろ解っていて考えた上での遠征の決定だったの思うのですね。

想像ではありますが遠征のメリットとして、サッカー部としての個々のスキルアップや集団の結束力などの向上などがあったのかもしれないです。

反面、デメリットとして現在新型コロナに感染した場合、クラスターのことや周辺住民~日本国内でかなり攻撃される可能性、中等症から重度化した生徒が出た場合、最悪後遺症で選手生命が失われる可能性。

そういったポジティブな点とネガティブな点を分析した上で遠征を決定していたと思うのです。


責められるべきではないだろうけど、責められることは前提で行っているだろうから上手くこの時代を渡っていっていただきたいと思います。

高校の対応として不足する部分はあったのかもしれないですが、現状でほぼ高校内でクラスターを押さえ込んでいるのは県や市の力もあったとはいえすごいことだと思います。

惜しむらくは、最初大阪から帰った生徒の中で熱発〜解熱し登校していたらしいですが熱発の時点で検査に出すべきだったと思います。

最近の傾向として熱がいったん出て下がってしまってから新型コロナに感染がわかる人が増えているのは報道でご存じだったはずですから。

初動が早ければもっと小さなクラスターですんだ可能性があったと思うのですよ。(あくまで可能性です)


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