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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

「膜の世界」という名の資料

5年ぐらい前でしょうか。

初めてオステオパシーの勉強にいったときの防備録です。

オステオパシーの講習会では、触れ方についてかなりインパクトを受けました。

膜の概念も以前考えていたものと違うものだということがわかり、臨床での触れ方や操作の仕方が結構変わりました。

頭蓋骨の骨膜と横隔膜まで心臓(線維性心膜)を介してつながっている事は、姿勢が崩れて亀の首様に頭を突き出した屈曲姿勢が運動に様々な影響を与えると共に呼吸に対しても影響してしまう事や、血管が原繊維ネットワークで様々な軟部組織とつながっているので、筋のアライメントが崩れればそれに引っ張られるように血管も引っ張られます。それは筋のアライメントが崩れた部分から全体に循環自体に影響を与えてしまうものである事など、様々な構造的つながりから局所の問題が全身に広がるメカニズムみたいなものを感じ取れたのは大きな収穫でした。

また筋膜リリースなど、本を読んでもわからない手の感覚を学べたことも大きかったと思います。

この後、もう一度オステオパシーを勉強しにいってます。そのときにまとめたものもあるので、それはまた後日。

「触れる」ということを学びたいとお考えの方がおられたら、一度オステオパシーを学んでみるのも良いのではないかと思います。






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