Nagashima Kazuhiro4 日前2 分学習とシナプス神経細胞のことをニューロン、神経細胞の樹状突起から次の神経細胞につながる部分のことをシナプスといいます。 シナプスがなぜ離れているのか考えたことがおありの人は多いのでは無いかと思います。 確実に情報を伝達するのであれば、くっついていた方が良いですよね。電子機器のように。...
Nagashima Kazuhiro5月5日4 分身体認知と行動選択体の条件が異なったら取りうる行動の選択も変化しますよね。 図は、小川とカヲル君(「セラピースペースながしま」専属モデル(^^;)です。 Aは、体が小さくてどう考えても川を渡るのは無理だと思っているところ。 Bは、体の大きさと体の運動能力としては飛び越えられそうだと思っている...
Nagashima Kazuhiro4月28日2 分頭頂間溝野について以前少し他のセラピストとディスカッションをする機会があって、その際に頭頂間溝野のことが頭をよぎったのです。 ずっと前調べようと思って、そのままになっていたところ。 頭頂間溝野の主な領域とその働き、接続を調べておこうと思っていたのですがそう思ったのは確か数年前です。わすれてた...
Nagashima Kazuhiro4月13日2 分基底核ループと姿勢制御基底核ループは、基底核に投射した部位に情報を送り返しているだけではなくて、異なる領域にも情報を返しています。 高次運動野から基底核に投射された情報は運動野に投射されて運動出力のトリガーとなっている事は高草木先生がよく話をされている部分です。...
Nagashima Kazuhiro3月27日1 分保険外リハビリと病院のリハビリテーションの違いこの資料は本当は出す気が無かった物です。 研修会に参加させていただき、発言の機会を頂いたのでそれまでに自分の考えをまとめておこうと思ってつくっていたものです。 LINEグループで面白かったという話をして前の研修会の感想の記事を紹介したのですが、それを見ていただけた方から質問...
Nagashima Kazuhiro2月14日1 分パーキンソン病の共収縮について1月31日に鳥取大学医学部の花島先生が座長、高草木先生が演者でのパーキンソン病研修会に参加させていただきました。 興味深かったのが共収縮のメカニズムで、アセチルコリン系とドーパミン系の働きと皮膚反射から説明されておられました。...
Nagashima Kazuhiro1月27日4 分脳卒中後の疲労_Poststroke Fatigue近年、Poststroke Fatigue(PSF:脳卒中後の疲労)という言葉が出てきているようです。 PSFは身体構造物の疲労、例えば筋疲労などのみを指すものではありません。 私は急性期/回復期/慢性期と分断される前のリハビリ医療体系、つまり脳卒中を発症してから数年に渡る...
Nagashima Kazuhiro1月20日4 分鏡象は左右を逆さに映している?鏡って左右を反転して映すと信じておられる人も多いかも知れませんね。鏡像文字という言葉もありますし。 あれは多分嘘です。鏡はそのままを映しています。 言葉だけだと伝えづらいのでセラピースペースながしま専属モデル「カヲル君」に頑張ってもらうことにします。...
Nagashima Kazuhiro1月14日3 分急性期の症状変動急性期の病院に勤めさせていただいているとき、脳梗塞発症後24時間以内に介入をはじめさせていただくことも多かったのですが、その際にいつも感じていたことがあります。 例えば、挨拶してお話を伺いながら少しずつ姿勢/運動機能をチェックしていきます。その際に刺激に応答して弛緩性の麻痺...
Nagashima Kazuhiro1月7日1 分掌側板その2お正月早々、お酒飲みながらアマゾン見ててやってしまった19800円「手〜その機能と解剖」 その本に掌側板の図が載っていました。解りやすいですね。 掌側靱帯がさらに前面になると掌側板となります。 遠位部が厚い線維性軟骨で、屈曲の要素に乏しいとされています。図を見るとMP屈曲時...
Nagashima Kazuhiro1月5日2 分掌側板掌側から見た手の靱帯は、こんな感じです。 で、青く色をつけたところが手掌腱膜です。手掌腱膜は皮膚との接続が強くて、長掌筋が収縮すると皮膚を中枢側に引いてかどに皮膚が遠位に滑るのを防ぎます。たぶん屈曲側に皮膚を引くことになるので、屈曲の力源にもなっているのでは無いかと思います...
Nagashima Kazuhiro2021年12月22日9 分半側無視へのアプローチ(私見です)(図は脳科学辞典というサイトから引用させていただいています) とある会議室で半側無視へのアプローチはどのようにしているのかということが話題になりました。そのときに少し書いた文章ですが、せっかく長文を書いたので、こちらにも置いておくことにしました。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月15日9 分思考遊び〜随意運動とはなにかと言うことを考えてみた随意運動については、以前書かせていただいています。 私は「随意運動」という言葉に対して、違和感を抱いていたのです。 随意運動とは、意思に随(したが)った運動と言うことです。 運動は意志に随った物でしょうか? 「今、動こう」とする自発的なプロセスは無意識に始動することを、私た...
Nagashima Kazuhiro2021年12月13日5 分いんすぴゼミ_12月13日今回は意識はどのように生まれるかという章です。 本文より 「意識の問題は、神経科学者達の究極の研究目標、いわば伝説の聖杯のようなものだ。」 フフ。期待感が高まりますね。(*^_^*) 意識は出しゃばりで目立ちたがり。何でも自分の手柄にしたがるという話が少し出ていました。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月13日2 分Fasciaと循環先日、形成外科で手の術後の方が来られました。その際にFasiciaと循環のことを説明しながらアプローチをさせていただいたのです。で、この動画をお見せしようと思って探してもなかなか見つからず。 その方はこのマニアックなブログも見ておられるとのことでしたので、動画をおいておこう...
Nagashima Kazuhiro2021年12月10日3 分自律神経/ボディスキーマ/身体構造/姿勢制御/随意運動/生活動作つい最近参加させていただいた勉強会で、姿勢制御(コアスタビリティ)と排泄の制御について話題になりました。コアのローカルシステムに関わる筋で骨盤底筋群の働きやローカルシステム、グローバルシステムによる腹圧の制御は排泄のコントロールに重要です。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月8日3 分テンセグリティテンセグリティとは、テンションとインテグリティを組み合わせた造語です。張力統合とでも言えば良いのかもしれません。 テンセグリティは、圧縮材と言われるパートと、張力材と言われるパートに分かれています。 動画の玩具は、鎖状のところが張力材になります。それ以外のところが圧縮材と言...
Nagashima Kazuhiro2021年12月4日1 分大脳基底核の授業12月4日の20:00〜21:30、LINEグループ内での授業という名の勉強会をさせて頂きました。 ずいぶん久しぶりに人前で話したので緊張しました。 参加して頂いた皆さんに楽しんで頂けたでしょうか? 話は、基底核の構造〜機能(ハイパー直接路/直接路/間接路)〜姿勢制御と基底...
Nagashima Kazuhiro2021年11月29日5 分BodySchema先日の研修会で少し話題に上ったBodySchema:身体図式の話です。 似た言葉にBodyImageがありますが、Imageの方は、視覚的で顕在的な自己身体に関する知識を指す(私は身長が167センチで,中肉中背、髪は白髪が多い。などなど)ものです。...
Nagashima Kazuhiro2021年11月24日2 分大脳基底核の勉強会12月4日(土曜日)20:00〜 LINEグループ参加者限定で大脳基底核の勉強会をさせていただくことになりました。 勉強会の題名は、 「(たぶん)めっちゃ解りやすい大脳基底核(本当か?)」 *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*...