Nagashima Kazuhiro1 日前4 分2022いんすぴゼミ4回目前章まで、記憶のプライミング効果について解説してありました。 私にとってプライミング効果というのは聞き慣れない言葉でしたので、ちょっとネットで検索してみました。 「プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果の...
Nagashima Kazuhiro5月10日5 分2022いんすぴゼミ3回目今回は「(記憶の)つながりのつくられかた」というところからです。 記憶の貯蔵は、現代ではシナプスの可塑性に基づいている考えられています。しかし以前(1970年代)、長期記憶はDNAやRNAに貯蔵されていると考えられていたようです。...
Nagashima Kazuhiro5月2日3 分2022いんすぴゼミ2回目やっぱり脳は自分を理解できるようには出来ていないのですね。 「意識」が厄介ですが、「意識」がなければ脳を素人も思わない訳ですからとっても厄介そうです。 5月2日いんすぴゼミ2回目 人は目的があって進化すると考えがちだそうです。例えば、キリンの首が長くなったのは高いところの食...
Nagashima Kazuhiro4月19日5 分2022いんすぴゼミ1回目いんすぴゼミが始まりました。昨年度も楽しみにしていたシリーズです。様々な論点に触れることが出来て、意識と言われるものに対する理解が深まったように思いました。 今年はブオノマーノ先生の「脳にはバグが潜んでいる」と言う本。 関係ないですが、著者紹介を見ていて気付いたのですがブオ...
Nagashima Kazuhiro2月8日4 分いんすぴゼミ_2022年2月7日前回までの流れです。 人間と動物は何が違うのか?人間らしさとは何か?等を 芸術〜意識などとはなしが展開して、今は最後の第9章、肉体などは必用か 脳や身体の制約を超えて人類はどのようになっていくのか? テクノロジーを使って身体を拡張してきて、近年脳の機能自体の拡張がテーマにな...
Nagashima Kazuhiro1月31日5 分いんすぴゼミ_2022年1月31日前回の要約から始まります。 肉体など必要か?毛内先生の疑問は脳だけ研究すれば脳が理解できるのか?と言うことだとおっしゃってました。 勉強すればするほど脳と体は分けることができないと思い出したそうです。 人間は機能的なサイボーグであるという話から始まってます。難しい話ではなく...
Nagashima Kazuhiro1月25日4 分いんすぴゼミ_2022年1月24日まずはじめに今までの話のまとめから。 「人間とはなにか」という本をずーっと読んできて、結局、脳は何をしているかという話です。読んでいて解ってきたのはわれわれが普段している意思決定などはほとんど自動的に行われていて、自由意思が介在しているということはほんの少ししかない。自動的...
Nagashima Kazuhiro1月18日4 分いんすぴゼミ_2022年01月17日今年初めのいんすぴゼミでしたので、簡単な紹介と流れを。 いんすぴゼミとは、脳生理を研究されておられるお茶の水大学の毛内拡先生が脳科学に関する本を読みながら色々考察をしていくという企画です。現在読んでいるのは神経科学者であるガザニガの「人間とはなにか」という本。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月27日6 分いんすぴゼミ_12月27日今までの話の流れの紹介から(相変わらず毛内先生のまとめは内容が整理されていて次に入りやすい・・・) 「人間とはなにか」ということを考えて行く中で、意識というのは中核意識と延長意識に分けてとらえた方が良いという事になって、中核意識とは寝ているとか起きているといった覚醒のことを...
Nagashima Kazuhiro2021年12月20日5 分いんすぴゼミ_12月20日今回からは非意識から意識への選択的プロセスを探ろうという話になってきます。 読み始める前に、毛内先生が今までの話の流れをかいつまんで話されるのですが、それがとても解りやすいです。 要点を整理できるので、次の話題に頭がついて行きやすい感じです。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月13日5 分いんすぴゼミ_12月13日今回は意識はどのように生まれるかという章です。 本文より 「意識の問題は、神経科学者達の究極の研究目標、いわば伝説の聖杯のようなものだ。」 フフ。期待感が高まりますね。(*^_^*) 意識は出しゃばりで目立ちたがり。何でも自分の手柄にしたがるという話が少し出ていました。...
Nagashima Kazuhiro2021年12月7日4 分いんすぴゼミ_12月6日今回のいんすぴゼミは前回に引き続き「誰もが二元論者のように振る舞う」という章です。 ここは、人はなぜ、心と体が別であるという信念を持っているのかという話題で、直観的生物学/直観的物理学の話で始まります。 動物も人も、直観的に”動物であるのか動物以外の物か”とか、”危険な動物...
Nagashima Kazuhiro2021年11月29日4 分いんすぴゼミ_11月29日前回に引き続き、ガザニガの「人間とはなにか」第7章誰もが二元論者のように振る舞うという章です。 この章では、"心と身体"といった二元論が正しいか否かではなくて、なぜ、二元論でとらえてしまうのかと言った話題を取り扱っています。...
Nagashima Kazuhiro2021年11月23日4 分いんすぴゼミ_11月22日今回のいんすぴゼミは音楽の話題です。 音楽にも、フラクタルに相当するものがあるそうです。それは「スケーリングノイズ」と言ってホワイトノイズに代表されるようなノイズにあるようです。ホワイトノイズとは単調に聞こえますが、非常に不規則なノイズで、1/fゆらぎを伴うノイズだそうです...
Nagashima Kazuhiro2021年11月18日5 分視覚と情動と脳機能回復いんすぴゼミをお聴きしていてふと思ったのです。 視覚刺激に対する無意識下の情動反応が存在していると言うことは、視覚刺激が無意識下で自律神経系の働きに関わっていると言うことになるのです。 視覚の経路というと網膜-外側膝状態-後頭葉視覚野の流れを思い浮かべますが、より原始的な皮...
Nagashima Kazuhiro2021年11月15日3 分いんすぴゼミ_11月15日11月15日のいんすぴゼミです。 芸術に関するパートが続いていますが、これがとても興味深いです。 以下、少し本文から引用します。 「つまるところ、こうなる。私たちが美しいと感じる者は、恣意的でもランダムでもなく、ヒト科の動物が何百年もかけて感覚や知覚を発達させる中で進化して...
Nagashima Kazuhiro2021年11月9日5 分いんすぴゼミ_11月8日毎回楽しみにしている「いんすぴゼミ」。 何度か紹介しましたが、脳の研究をされておられる毛内拡先生が脳に関わる本を解説しながら読むという企画です。 で、このブログの記事は毛内先生が読んでいかれる本を一緒に読みながら、その解説を聞きつつ感じたことを書いていくと言う企画です。♪(...
Nagashima Kazuhiro2021年11月1日3 分芸術の本能今日は午前中に大山で紅葉を見てきました。 芸術の秋ですね。上の写真は紅葉を見に行くときに一番好きなポイントでよく行く場所です。 今日の「いんすぴ!ゼミ!」はガザニガの「人間とはなにか」下巻の芸術の本能というところでした。...
Nagashima Kazuhiro2021年10月18日2 分いんすぴゼミ毛内拡先生の「いんすぴ!ゼミ!」という神経科学者が神経科学に関連する本を読みながら解説するという企画を聴講させていただきました。 現在は認知神経科学の権威、ガザニガというかたの『人間とは何か』という本を読んでおられます。...